グループ共通会計の実践とBiz∫の活用
目次
「グループ共通会計」が求められる背景・トレンド
グローバル化が進展した昨今、グループ共通会計・経理の導入は、一部の巨大グローバル企業だけではなく、連結グループを形成するあらゆる規模の企業に求められるようになってきています。
背景
・事業多角化(M&A)、参入撤退サイクルの加速
・粉飾決算、不正経理を発生させない統制
・海外子会社の増加による各種運営、リスク増
・IFRS任意適用の増加
・コア事業への集中、間接経費の最適化
よくある姿
- 会社単位の業績の積み上げ
- 個社個別の会計処理後に連結
- 業務プロセス、運用規定は個社任せ
- 個社別の間接部門を準備
- 会社別、拠点別にシステムを準備
主流になりつつある姿
- 連結事業セグメント別のタイムリーな業績評価
- 連結把握のための会計処理
(ex 科目統一、即時の内部取引消去) - グループ共通の規定、ルール、統制
- 間接業務をグループで統合、連結納税
- グループ・グローバル共通のIT基盤
連結グループを1企業として
・親会社主導の適時適切な経営判断
・グループ全体のリソース最適化
を可能とする。
「グループ共通会計」の実現イメージ
個社の集合ではなく、「連結グループ」を起点とした仕組みの整備が必要になります。
グループ共通会計を支える「Biz∫」ソリューションの特長
①グループ経営分析、マネジメント
- グループ共通コードによる連単統一のマスタ運用の実現
- 内部取引消去の内包によるグループ会計情報の精度向上、連結会計処理の効率化
- グループ統合DBを活用したタイムリーな、連結予実管理、セグメント評価
②コーポレートガバナンス
- 多様な稟議、決裁プロセスを実現するワークフローを活用した、プロセス見える化の実現
- グループシェアードセンタ運用を前提とした、業務代行、権限コントロールが可能な仕組み
- グループの業務標準化のため、パッケージ標準機能を活用した、導入方法論、メソドロジーの具備
③グローバル共通プラットフォーム
- IFRS(国際会計基準)への対応実績
- 多言語多通貨対応。国内グループから海外子会社グループ展開の豊富な実績
- 既存システムとの連携を標準機能、ツールで一元的、かつ効率的に実現
- 大規模の親会社から、小規模の子会社までカバーできる適用性
Biz∫ソリューションで実現する「グループ共通会計」モデル
Biz∫ソリューションは、「グループ共通会計」を実現する仕組みを提供します。