
Daigasグループが利用する経理シェアードサービス基盤として
Biz∫を採用
~Daigasグループの共通会計システムとして法改正への迅速な対応、業務効率化、
帳簿類のペーパーレス化を実現、今後更なる導入拡大を目指す~
目次
導入前の課題
- Daigasグループ各社に対するシェアードサービスの品質を担保しつつ、業務効率化が求められていた
- 法改正の度にシステムの仕様変更を検討しなければならず、対応に時間と手間がかかっていた
- 経理部門は大量の会計帳簿を紙出力し保管しなければならず、ペーパーレス化と業務効率化が必要であった

導入効果
- 導入済みのDaigasグループ34社の業務効率化と経理品質の向上に寄与
- 改正電子帳簿保存法への対応等、最新の関連法改正に迅速に対応する仕組みが整った
- ワークフロー機能を活用し、決裁業務の電子化と帳簿類のペーパーレス化が推進された
Biz∫導入経緯
― 貴社の事業についてお聞かせください。
大内様

AS事業本部 グループ経理事業部 部長
大内 義弘 様
大阪ガスビジネスクリエイトの事業は、主に3つのユニットで推進しています。
人事分野や会計分野のシェアードサービスを提供するDaigasグループ共通機能事業ユニット、
オフィス関連業務代行・ガス導管関連業務代行等を行うDaigasグループ向けベース事業ユニット、それから情報通信ソリューション事業・遊休地活用ビジネスを展開する外部向け事業ユニットの3つです。
各事業部がそれぞれの強みを活かしながら事業を展開しており、特に2020年度からは、Daigasグループ共通機能会社として位置づけられ、Daigasグループへの更なる貢献が期待されています。
― Biz∫の導入に至った経緯、課題についてお聞かせください。
大内様
当部門は、Daigasグループ共通機能事業ユニットの事業として経理業務をグループ各社から受託しており、シェアードサービスセンターとしての機能を担っています。
以前のDaigasグループ共通会計システムは20年以上利用していました。
グループに合わせて開発されたシステムのため使い勝手について大きな不満はなかったのですが、コロナ禍を契機とした電子化の流れや改正電子帳簿保存法への対応、またシェアードサービスの品質を担保しながら経理業務の効率化を進めるためシステム刷新を決めました。
加えて現在、Daigasグループ全体でDXを推進しており、当社はDaigasグループ共通機能会社としてグループ会社の先頭に立ち、DXに取り組むことが期待されていたことも後押ししました。
Biz∫選定理由
― Biz∫を選定した理由についてお聞かせください。
大内様
複数製品を比較検討した上で、Biz∫を採用しましたが、理由は主に3点あります。
1点目は、国産システムへの信頼感です。外資系パッケージに比べ、システムの構成やユーザーインターフェースが使いやすく、操作性が高いと感じました。
2点目は、グループ導入の実績です。
Biz∫はDaigasグループと同規模の他社グループ企業で活用されており、導入企業が1,800社以上でユーザー数も多いことも評価しました。
3点目は、導入ベンダーであるさくら情報システムへの信頼性です。
これまで数多くの会計システム刷新プロジェクトを手掛けており、特にグループ会社へのBiz∫導入のノウハウや技術力、開発体制は、大規模グループ導入成功のためには重要になると考えました。
上出様

AS事業本部 グループ経理事業部
AS共通機能推進プロジェクトチーム
共通会計システム推進グループ チーフ
上出 健二 様
Biz∫の機能も選定のポイントです。当時はコロナ禍でオフィスへの出社に制約があり、在宅環境で業務を遂行する必要がありました。従来型の紙の書類に押印して回覧、承認を行うやり方では業務に支障が生じます。その点、Biz∫のワークフロー機能は決裁フローの電子化を進める上で非常に有用だと考えました。
導入プロジェクト
― 導入はどのように進めていったのでしょうか。
大内様
2021年にプロジェクトを開始し、当社を筆頭にさくら情報システムがシステム開発・導入作業を行いました。
導入にあたっては、Biz∫の大規模グループ企業への事例を参考にしながら、「標準導入」という方針を立て、各社と調整しながら進めました。また、4社にパイロット導入しての気づきや改善点を本格導入時に活用しました。
さくら情報システムとも連携しながら進め、年間約12社に継続的に導入していきました。現在もプロジェクトは進行中であり、2025年3月現在、Biz∫はDaigasグループ34社で利用されています。
― 印象に残っているエピソードがあればお聞かせください。
大内様
Biz∫のパイロット導入先を決定するフェーズがとても印象に残っています。
当社はもちろん、グループ各社にとってBiz∫は初めて利用するシステムであるため、使い慣れていた従前のスクラッチシステムからの移行にあたって、不安や抵抗を感じていた企業もありました。
そこで、パイロット先の選定を踏まえつつ1年ほどかけてグループ各社への説明の場を複数回設け、Daigasグループとしての方針について理解を得ながらプロジェクトを進めました。
上出様
通常業務と導入プロジェクトの両立に苦労しました。2021年からグループ各社へのBiz∫導入プロジェクトに携わっていますが、当社の人的リソースも限られています。本業との兼務であるため多忙ではありますが、ミスが無いよう本番稼動前の事前調査などの作業を万全に行った点が印象に残っています。
また導入に関して、不明な点はさくら情報システムに確認していましたが、常に迅速で的確な回答をいただけスムーズに進行することができました。
導入後の効果
― Biz∫の導入後、どのようなメリットがありましたか。
大内様
まずは、Biz∫が改正電子帳簿保存法に対応しているため総勘定元帳をはじめとした帳簿出力の電子化に対応でき、ペーパーレス化や業務時間短縮につながりました。
また、旧システムでは法改正や会計ルール変更の度に、当社でシステムの仕様変更を検討する必要がありました。
しかし、法改正にも迅速に対応しているBiz∫であれば当社もシェアードサービスを利用するグループ各社も安心して経理業務を行うことができます。
34社に導入していますが、大きなトラブルなく本番稼働している点も重要だと考えています。
上出様
Biz∫のワークフロー機能が非常に便利ですね。グループ各社がワークフロー機能を利用し始めたことで、在宅環境で可能な業務も増え、ペーパーレス化にも寄与しているのではないでしょうか。
その他にも分析のためにデータ出力を行うのですが、以前のスクラッチシステムでは出力までの待機時間が必要でしたがBiz∫であればデータ出力と同時並行で登録作業ができる為、経理業務を進められる点も大きなメリットです。
将来展望
― Biz∫の利用を通して、どのような将来展望をお持ちでしょうか。
大内様
当社として当面の目標は、計画通りに残りのグループ各社のBiz∫への切り替えを完了させることです。次に、導入企業の拡大も目指しており、そのためにはDaigasグループの方針や新システムの利点を提示しながらシェアードサービスを提供する我々の役目だと考えています。
また、これらの導入や運営ノウハウを蓄積し、幅広く役立てていきたいです。
Biz∫に対してですが、ユーザーがワクワクするようなシステムへと進化してほしいと考えています。経理業務は経営を陰で支えるいわば裏方のお仕事です。そのような環境の中で、若手をはじめとしてデジタルネイティブ世代は新しい技術を抵抗なく取り入れて使いこなしています。
経理担当者でありながらBiz∫を使うことで新しい発見があったり、業務が楽しく感じられるようなシステムになれば嬉しいですね。
上出様
インボイス制度、新リース会計基準など法改正対応の際は引き続きユーザー目線での開発を期待しています。他にも、Biz∫ユーザー同士で最新のトレンドについて情報交換や交流できる機会もあるとさらに良い製品になるのではないでしょうか。
パートナーからの一言
Daigasグループ様へのBiz∫導入プロジェクトにあたり、さくら情報システムを選定いただき誠にありがとうございます。Biz∫の安定稼働が実現しているのは、ひとえに大阪ガスビジネスクリエイト様がプロジェクト当初からグループ各社様と丁寧にご調整いただいたおかげだと存じます。
本プロジェクトで得られたBiz∫のグループ導入の経験を活かし、経理財務領域だけでなく、人事業務領域におけるシェアードサービスの効率化や人事と会計をつなぐデータ連携基盤対応含め、ご期待に応えていきたいと考えています。
大阪ガスビジネスクリエイト様と共にDaigasグループ全体の事業発展やDXに貢献できるよう、引き続きサポートしてまいります。
(さくら情報システム株式会社)
企業紹介
会社名 大阪ガスビジネスクリエイト株式会社
Daigasグループ(大阪ガスグループ)会社として1977年設立。ITソリューション、映像ソリューション、遊休地活用ビジネス、人材育成/研修施設事業、Daigasグループ向け事業など幅広く事業を展開している。 大阪ガスからの受託業務を通じて培ったノウハウを活用し、Daigasグループ以外のお客様にもサービスを提供している。

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